当事業所は平成28年4月から地域密着型通所介護事業になったので、概ね年に2回の運営推進会議を開催することが求められています。

 

以下に、開催した運営推進会議の概要を掲載します。

 

◯◯◯令和51114日(火)

デイサービスちえ 令和5(2023)年度第1回運営推進会議 議事録

(目次)

1 本年度の開催について

2 デイサービスちえの活動状況報告

3 評価、要望、助言等

 

1 本年度の開催について

 

 前回の会議は令和38月に開催しましたが、委員の皆さんに実際にお集まりいただく事はなく、新型コロナ感染予防の観点から、委員の皆様に関係資料をお送りすることで終わっています。前回開催から既に2年が経過しております。今回は久しぶりに皆様方にお集まりいただいて開催することにしました。短い時間ではありますが。デイサービスちえの運営に関わるご意見やご要望をお聞かせいただければ幸いです。

 

 

会議の構成員

構成区分

出席者(敬称略)

利用者および利用者の家族

本日のデイサービス利用者

地域住民の代表

小坂博通(民生委員)

市町村または包括支援センターの職員

平井博子(久米南町保健福祉課)他

地域密着型通所介護について知見を有する者

小坂 亨(デイサービスセンターしえん管理者)

 

2 デイサービスちえの活動状況

(事業所の職員体制)(R5.10月末現在)

常勤職員:4名(役員1名込み)

非常勤職員:8名(役員1名込み)

職 種

人 数

職 種

人 数

管理者

1名

介護職員(兼務込み)

4

生活相談員(兼務込み)

 社会福祉士2

 社会福祉主事任用資格1

 (介護福祉士の資格者3

3

看護職員・機能訓練指導員(兼務込み)

2

調理員(兼務込み)

5

 

 

☆認知症介護基礎研修の受講の義務 受講が必要なものは令和4年度までに全員が受講を終えている。

☆「感染症対策の強化」「業務継続に向けた取り組みの強化」「高齢者虐待防止の推進」については、現在見直しを進めており令和5年度中には整備を行い研修なども行う予定です。

 

利用者状況(R5,10

デイの稼働状況・介護度(定員9名)

  デイの利用者は現在10名。

  利用者の介護度。

  

利用者の介護度

人 数

0

3

3

3

1

 

利用者の地域

南庄1

北庄2

里方1

1

人 数

神目中1

安ケ乢1

中籾1

別所2

 

 

デイへの宿泊状況

定員

利用者数

介護度

2

4

5

3

空き状況

0

  令和2年にデイサービスの部分にスプリンクラー設置工事を行った。

 

明楽家への宿泊

定員

6

利用者数

6

 

介護度

4

4

3

2

3

2

空き状況

0

  明楽家への宿泊者の介護度も平均が要介護3以上となる状況が生じており、令和4年には津山圏域消防組合予防課の指導を受けながら明楽家のすべての室内にもスプリンクラーを設置した。

 

その他 短期のデイ利用者

Aさん 独居生活をしていたAさん。今年8月になりヘルニアが悪化して歩けなくなり、介護が必要となった。介護保険の利用の申請は行っていたが、判定が出るのは9月以降とのこと。本人及び親族、相談を受けたケアマネや役場の職員も同席した会議を811日に自宅で開催。812日の土曜日から月末までほぼ毎日3食付のデイサービス(介護保険外の利用を含む)を利用された。8月末には本人の体調も回復してきたので、改めて担当者会議を開催して新しいプランを立てて別の事業所によるデイサービスとヘルパー利用されている。

 

その他、緊急的な一時的な宿泊者の受けいれ

 

自宅で体調崩された方、養護老人ホームを退所された方など。

ご家族や関係機関との連携の上で、総合的に判断してデイサービスちえ以外に他に受け入れるところがなく、緊急で一時的な介護が必要となっている方を、短期的に受け入れる場合もある。

 

感染症対策について

デイサービスちえの機能訓練室は定員9人であるが、基準は満たしているものの非常に狭小な空間であり、ソーシャルディスタンスも充分確保できない状況にある。

平成2911月末から11月上旬にかけて、当時いた利用者10名のうち8名と職員2名が感染性胃腸炎を発症した。

このノロウィルスの集団感染の経験は、感染予防や感染後の対応について様々な問題を学ぶことができた。しかし、最初の発症者はショートステイから戻ってきた利用者だったことを考慮すると、今後いかにして感染症をデイサービスの中に持ち込まないかを、最も重視した対策が必要であることがわかった。

この体験以降、特に感染症にかかりやすい時期には、受け入れ側である特養との情報交換を十分に行い、場合によってはショートステイの利用を避けるなどの対応を行ってきている。

 

新型コロナウィルスへの感染対策は、職員もウィルスをデイサービスに持ち込みやすいので、新型コロナウィルスの感染が広がり始めた時期から、デイサービスちえでは、職員及び職員の家族、さらに家族と密接な関わりがある職場や学校の情報も提供してもらい、濃厚接触者ではなくても、対応が後手後手にならないように管理者の判断で職員の自宅待機を実施してきた。その成果もあったためか、これまでのところ職員や家族が新型コロナウィルスに感染した事例はあるが、デイの利用者の方は未だ感染者は1人も出ていない。インフルエンザの集団感染も未だ発生していない。

 

しかし新型コロナウィルスも5類に移行したことで、これまでのような感染予防策は実施が難しくなっている。関係機関との情報共有は可能な限り今後も行っていくが、感染症がデイサービスの中に入ってくるリスクは非常に高くなってきている。

現在は、新型コロナウィルスやインフルエンザウィルスがデイサービスちえの中に入ってきた場合に、施設としていかに対応していくのかを検討して、デイサービスちえの実情に合った対策マニュアルを作成し、訓練を実施する準備を進めている。

 

 

3 評価、要望、助言等

 

◯役場平井 「感染症対策の強化」「業務継続に向けた取り組みの強化」「高齢者虐待防止の推進」は令和5年度末が期限となっているので、期限内に整備をし実施してほしい。

 デイサービスの利用者が10名で、デイサービスの定員が9名となっているが、デイサービスの利用の実態はどうなっているのか。→<回答>10名の内、9名がデイを利用され、の頃の1名はデイに隣接した自室で過ごしていただいている。

 

 デイサービスを利用した宿泊は、厚労省の指針によれば短期間でやむを得ない場合に限られているので、できるだけ指針に沿い、宿泊が長期化しないような運営ができるようにしてほしい。また、ケアマネジャーによるケアプラン作成の際にも、宿泊サービスを利用しなくてはならない事情を明記するようにしてほしい。

 

◯しえん小坂 しえんの場合は利用者が出たり入ったりすることが多いために、まず利用者の方から新型コロナの感染者が発生して他の利用者にも感染が広がり、なかなか感染を食い止める事は難しかった。しかし休業はしないで何とか運営してきた。今は5類になり利用者が病院を受診する際に感染するリスクも高まってきている。

 

◯利用者 息子が遠隔地により独居生活をして困っていた私にとって、ちえで生活できるようになったのはとてもありがたいです。

 

◯看護職員水島 感染症対策としては、当たり前のことですがうがい・手洗い・換気などをきちんと行いたいです。

 

◯管理者明楽 「感染症対策の強化」「業務継続に向けた取り組みの強化」「高齢者虐待防止の推進」の課題については年度内に達成して、次回の運営推進会議にはご報告できるようにします。とくに「感染症対策の強化」「業務継続に向けた取り組みの強化」に関しては、小さな地域密着型のデイサービスでしかも宿泊サービスも行う事業所として、実態に即した指針を作成したいと思います。

 

 

◯◯◯ 令和3810日(火)

デイサービスちえ 令和3(2021)年度第1回運営推進会議 資料

(目次)

1 本年度の開催について

2 デイサービスちえの活動状況報告

3 評価、要望、助言等

4 閉会あいさつ

 

1 本年度の開催について

 

 昨年度も新型コロナ感染予防の観点から、運営推進会議の開催は見送りましたが、今年度に至ってもまだ終息していません。 したがって、今年度も関係各位の皆様方に運営推進会議に関わる資料をお送りし、皆さんからご意見やご要望をお伺いすることといたしました。

 ご多忙中とは存じますがデイサービスちえの運営に関わるご意見やご要望をお聞かせいただければ幸いです。

 

 

会議の構成員

構成区分

出席者(敬称略)

利用者および利用者の家族

今回は利用者のご家族全員に資料をお送りすることにいたします

地域住民の代表

小坂博通(民生委員)

市町村または包括支援センターの職員

平井博子(久米南町保健福祉課)他

地域密着型通所介護について知見を有する者

これまでに当会議にご参加いただいたことのあるすべての方に送付いたします

 

2 デイサービスちえの活動状況

(事業所の職員体制)(R3.8.1現在)

常勤職員:6名(役員1名込み)

非常勤職員:6名(役員1名込み)

職 種

人 数

職 種

人 数

管理者

1名

介護職員(兼務込み)

4

生活相談員(兼務込み)

 社会福祉士1

 ケアマネ又は介護福祉士3

 社会福祉主事任用資格2

6

看護職員・機能訓練指導員(兼務込み)

1

調理員(兼務込み)

6

 

 

(職員の動き)

  令和2年4月、常勤の介護職員退職。

  令和3年4月、常勤の介護職員(調理員も兼務)採用。

  令和3年6月、非常勤の介護職員(調理員も兼務)採用。

  令和3年7月、非常勤の介護職員退職。

  令和3年8月、常勤の介護職員(生活相談員、調理員も兼務)採用。

 

 

利用者状況(R3,08

デイの稼働状況・介護度(定員9名)

  令和211月よりデイの定員を8名から9名に変更しました。

  デイの利用者は現在10名。内、1名が通所。

  利用者の介護度。

  

利用者の介護度

人 数

1

2

3

3

1

 

デイへの宿泊状況(定員4名)

 

利用者数

3または4

3または4

3または4

3または4

3または4

3または4

3または4

介護度

2

4

2

4

2

4

2

4

2

4

2

4

2

4

5

3

5

3

5

3

5

 

5

3

5

 

5

3

空き状況

 

0

0

0

0

0

0

0

  4名分の内1名は不定期利用。臨時的に短期で1名受け入れることは可能。

 

  令和2年の9月から10月にかけて、デイサービスの部分にスプリンクラー設置工事を行い、令和31月より稼働している。

  令和34月からの介護報酬の改定によって建物減算の解釈が変更されたために、 これまで維持してきたデイの利用料金と宿泊料金の合計額が60,000円以内とする規定を廃止せざるを得ないことになった。令和36月からは1泊2食の宿泊料金を1500円とすることにした。また、介護保険が利用できないデイサービスの利用料金を昼食付で11000円と改めた。 その結果1ヵ月当たりの利用者の負担額が約20,000円から30,000円の増額となっている。

 

明楽家には4名が宿泊している。(定員5名)

 

利用者数

5

5

5

5

5

5

5

介護度

4

4

4

4

4

4

4

2

5

4

5

4

5

2

3

3

3

3

3

3

3

2

3

1

3

 

3

1

空き状況

 

0

0

0

0

0

0

0

  明楽家への宿泊者の介護度も平均が要介護3を超える状況が生じており、今後、こちらの宿泊エリアにもスプリンクラーを設置したいと考えている。

 

3 当デイサービスの活動に対する評価、要望、助言等

 

  お問い合わせや要望など、 お気づきの点はなんなりと管理者までご連絡ください。

   管理者の携帯電話の番号は下記の通りです。

 

 

090−7501−7317

 

◯◯◯令和2420日(月)

デイサービスちえ 令和2(2020)年度第1回運営推進会議 概要

 

1 開会あいさつ

 

本日の会議の構成員

構成区分

出席者(敬称略)

利用者および利用者の家族

利用者(若干名)

地域住民の代表

青木 厚子(民生委員女性副会長)

市町村または包括支援センターの職員

田中香織(久米南町保健福祉課)

平井博子(久米南町保健福祉課)

地域密着型通所介護について知見を有する者

小坂亨(しえん 管理者)

デイサービスちえの出席者

明楽 誠(デイサービスちえ管理者、生活相談員)

矢木 智子(介護職員)

西河まき子(介護職員)

井口澄子(介護職員)

 

2 デイサービスちえの活動状況

(事業所の職員体制)(R2.4.1現在)

常勤職員:4名(役員1名込み)

非常勤職員:7名(役員1名込み)

職 種

人 数

職 種

人 数

管理者

1名

介護職員(兼務込み)

5

生活相談員(兼務込み)

 社会福祉士1

 ケアマネ又は介護福祉士3

 社会福祉主事任用資格3

7名

看護職員・機能訓練指導員(兼務込み)

1

調理員(兼務込み)

4

 

 

(職員の動き)

  令和1年12月、非常勤職員2名採用(ヘルパー2級1名、ケアマネ+介護福祉士1名)

  令和1年12月、常勤の介護職員退職。

  令和2年2月、非常勤職員1名採用(ケアマネ+介護福祉士)

  令和2年3月、非常勤職員1名退職。

 

利用状況(R2,04

デイの稼働状況・介護度(定員8名)

利用者、介護度

A

1

1

1

1

0

1

0

B

1

1

1

1

1

1

1

C

1

1

1

1

1

1

1

D

1

1

1

1

1

1

1

E

1

0

1

1

1

0

1

F

1

1

1

0

1

1

1

G

1

1

1

1

1

1

1

H

1

1

1

1

1

1

1

0

1

0

1

1

0

1

0

0

0

0

0

0

0

K

0

0

0

0

0

1

0

L

 

 

 

 

 

 

1不定期

 

 

 

 

 

 

 

 

利用者数

8

8

8

8

8

8

8

空き状況

0

0

0

0

0

0

0

隣接の明楽家の施設利用者

1

1

1

1

1

2

1

  デイの利用者は現在12名。内、4名が通所(1名は入院中)。

  昨年秋以降、要介護1であっても在宅生活が無理になった方3名を受け入れた。2名は3食付きの通所、1名は宿泊。

 

 

デイへの宿泊状況(定員4名)

 

利用者数

3

3

3

3

3

3

3

介護度

2

3

2

3

2

3

2

3

2

3

2

2

2

3

3

 

3

 

3

 

3

 

3

 

3

 

3

 

空き状況

 

1

1

1

1

1

1

1

緊急時に限る

2月の変更申請の結果、宿泊者の2名が要介護3となり、再び、スプリンクラー設置義務が発生している。現在、志茂建築と相談しならが、今年9月から10月にかけてスプリンクラー設置工事を行うよう準備を進めている。

 

明楽家には4名が宿泊している。(定員4名)

 

利用者数

4

4

4

4

4

4

4

介護度

5

4

5

4

5

2

5

4

5

4

5

4

5

2

3

1

3

1

3

1

3

 

3

1

3

 

3

1

空き状況

 

0

0

0

0

0

0

0

緊急時に限り短期で1名受け入れることは可能。

 

3 当デイサービスの活動に対する評価、要望、助言等

 

今回の会議においては当事業所に対する評価やあなたの要望というのは出されなかった。事業所の方から今後より安全に宿泊サービスを提供するためにスプリンクラーを設置する件をお伝えし、要介護1または2の方で在宅生活が難しくなった方や、要介護3以上であっても大きな特別養護老人ホームよりも家族的な小さな事業所での生活を望まれる方などに安心して生活できる場を提供していきたいとお伝えしました。

出席者の方からは、久米南町内のいわゆる介護難民の受け入れ可能な事業所として今後も頑張ってほしいとの発言がありました。

 

ーーー

これ以前の運営推進会議に関わる資料は省略。